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LOWA(ローバー)登山靴の加水分解修理|ミッドソール交換でよみがえる愛用の一足

はじめに:登山靴のソールが崩れる「加水分解」とは?

登山愛好家の皆さま、こんにちは。岡山県倉敷市の「いずみ靴店」です。

今回は、埼玉県のY様よりご依頼いただいたLOWA(ローバー)登山靴の加水分解修理について、詳しくご紹介します。

「履こうと思ったらソールがボロボロに崩れていた…」
「久しぶりに登山に行こうとしたら、靴底が粉々になっていた…」

このような経験をお持ちの方は少なくありません。実はこれ、「加水分解」という現象が原因です。

加水分解とは何か?

加水分解とは、ポリウレタン(PU)素材が空気中の湿気と反応して化学的に劣化する現象です。特に登山靴のミッドソール(中間層)に使用されるPU素材は、この加水分解を起こしやすい性質を持っています。

「履かずに保管している間に劣化が進む」というのが加水分解の特徴で、以下のような状況で発生しやすくなります。

  • 長期間履かずに保管していた
  • 高温多湿の場所に置いていた
  • 購入から5年以上経過している
  • 車のトランクなど温度変化の激しい場所に保管していた

Y様のLOWA登山靴も、まさにこの加水分解によってミッドソールが崩れてしまったケースです。

LOWA(ローバー)とは?ドイツが誇る高品質登山靴ブランド

LOWAは、1923年にドイツで創業された老舗の登山靴ブランドです。100年以上の歴史を持ち、ヨーロッパの登山家たちから絶大な信頼を得ています。

LOWAの登山靴の特徴は以下の通りです。

  • ドイツの職人による高い製造技術
  • 足へのフィット感に優れたラスト(木型)設計
  • 過酷な登山環境に対応する耐久性
  • Vibram(ビブラム)ソールを採用したグリップ力

高品質ゆえに価格もそれなりにするLOWAの登山靴。だからこそ、「ソールがダメになったから買い替え」ではなく「修理して長く使い続けたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

今回の修理内容:LOWA登山靴のミッドソール交換

症状:ミッドソールの加水分解による劣化

Y様のLOWA登山靴は、ミッドソールが加水分解によってボロボロに崩れてしまった状態でした。

ミッドソールとは、アウトソール(地面に接する靴底)とアッパー(甲革部分)の間にある緩衝材の層のことです。ここが崩れると、以下のような問題が発生します。

  • 歩行時の衝撃吸収ができなくなる
  • 靴の安定性が失われる
  • 最悪の場合、歩行中にソールが脱落する

修理工程:プロの技術で確実に再生

当店では、以下の工程でLOWA登山靴のミッドソール交換を行いました。

1. 劣化したミッドソールの除去
まず、加水分解で崩れたミッドソールを丁寧に取り除きます。この際、アッパー部分を傷つけないよう細心の注意を払います。

2. 新規ミッドソールの作製
除去した部分に合わせて、EVAスポンジで新しいミッドソールを作製します。EVA素材は軽量でクッション性に優れ、登山時の足への負担を軽減します。

3. ミッドソールの縫い付け
作製したミッドソールをアッパーに縫い付けてしっかりと固定します。これにより、長期間の使用でもズレや剥がれが生じにくくなります。

4. Vibram(ビブラム)1136ソールの貼り付け
最後に、世界的に信頼されるVibram(ビブラム)1136のアウトソールを貼り付けます。Vibramソールは優れたグリップ力と耐久性を備えており、登山時の安全性を確保します。

登山靴の加水分解を防ぐためのポイント

「せっかく修理したのに、また加水分解が起きたらどうしよう…」というご心配もあるかと思います。ここでは、加水分解を防ぐためのポイントをご紹介します。

定期的に履くことが最大の予防策

加水分解は「保管中の湿気」が原因で進行します。そのため、定期的に履いて空気に触れさせることが最も効果的な予防策です。

  • 月に1回程度は履いて歩く
  • シーズンオフでも室内で履く習慣をつける
  • 履かない期間が長くなる場合は、新聞紙を詰めて風通しの良い場所に保管する

保管場所に注意する

  • 直射日光の当たらない場所に保管する
  • 高温多湿の場所を避ける
  • 密閉した袋や箱に長期間入れっぱなしにしない

定期的なメンテナンス

  • 使用後は汚れを落とし、しっかり乾燥させる
  • 革部分には専用のクリームで保湿する
  • ソールの状態を定期的にチェックする

登山靴の修理でお悩みの方へ:いずみ靴店の修理サービス

「LOWAの登山靴のソールが崩れてしまった」
「ミッドソールが劣化して履けなくなった」
「お気に入りの登山靴を修理して、これからも使い続けたい」

このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひいずみ靴店にご相談ください。

当店の修理サービスの特徴

1. 一足一足丁寧に向き合う職人技
当店では、お客様の大切な登山靴を一足ずつ丁寧に修理しています。状態をしっかり確認したうえで、最適な修理方法をご提案いたします。

2. 高品質な素材を使用
ミッドソールには耐久性とクッション性に優れたEVA素材を、アウトソールには世界的に信頼されるVibramソールを使用しています。

3. 修理可能かどうかの確認
加水分解した登山靴でも、状態を確認したうえで修理が可能な場合があります。まずはお気軽にご相談ください。

4. 全国から修理を受け付け
遠方の方でも、郵送での修理受け付けに対応しています。埼玉県のY様のように、全国からご依頼をいただいております。

修理でよみがえった登山靴で、再び山へ

Y様のLOWA登山靴は、ミッドソール交換とVibramソールの貼り付けにより、見違えるように蘇りました。

「お気に入りの靴を長く。ガシガシ履いていただける一足に!」

これが、いずみ靴店の修理に対する想いです。

高価な登山靴だからこそ、ソールが劣化しただけで諦めてしまうのはもったいない。プロの修理技術によって、あなたの大切な登山靴は確実に生まれ変わります。

ご相談・お問い合わせ

LOWAの登山靴修理、登山靴のミッドソール交換、加水分解によるソールの劣化でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

📍 いずみ靴店
住所:岡山県倉敷市玉島阿賀崎2-6-46
☎ 電話:086-526-3398

※お電話でのご相談は、営業時間内にお願いいたします。
※郵送での修理も受け付けております。詳しくはお電話にてお問い合わせください。


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まとめ:大切な登山靴は諦めずに修理へ

登山靴の加水分解は、決して珍しい現象ではありません。特に長年愛用している靴であれば、いつ起こってもおかしくないトラブルです。

しかし、諦めて買い替える前に、修理という選択肢があることを覚えておいてください。

LOWAのような高品質な登山靴は、アッパー部分がしっかりしていれば、ソール交換によって十分に再生が可能です。むしろ、新品の靴に慣れるまでの「慣らし期間」を考えると、愛着のある靴を修理して使い続けることは、登山者にとって大きなメリットがあります。

「この靴でまた山に登りたい」
「思い出の詰まった一足を、もう一度履きたい」

そんな想いをお持ちの方は、ぜひいずみ靴店にご相談ください。プロの職人が、あなたの大切な一足を確実に再生いたします。

お気に入りの登山靴とともに、また素晴らしい山旅ができることを願っています。

2026.10.16