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クラークス(Clarks)サンダルのオールソール交換修理|ソール剥がれ・劣化でお困りの方へ

はじめに|その「剥がれたクラークス」、まだ修理できます

「ソールが剥がれてしまったけど、お気に入りだから捨てたくない」
「長年履いてきたクラークスのサンダル、またいつかの夏に履きたい」

そんな気持ちで、修理できるかどうか迷っている方に、ぜひ読んでいただきたい記事です。

今回は、富山県にお住まいのS様よりご依頼いただいた、クラークス(Clarks)サンダルのオールソール交換修理をご紹介します。ソールの剥がれや劣化でお困りの方に向けて、修理の工程・費用の目安・依頼方法まで、靴修理職人の視点から詳しくお伝えします。


クラークス(Clarks)とは|世界が認める英国の名靴ブランド

まず、クラークスというブランドについて簡単にご紹介します。

クラークスは1825年にイギリスで創業した老舗シューズブランド。200年近い歴史の中で、世界中の人々に愛され続けています。代表作である「デザートブーツ」や「ワラビー」は、ファッション好きなら一度は耳にしたことがあるはずです。

サンダルラインナップも豊富で、足に馴染む柔らかなクレープソールや、軽量で歩きやすいEVAソールを採用したモデルが多く、長時間歩いても疲れにくいのが特徴です。だからこそ、「このクラークスじゃないとダメ」「何年も履いてきた一足を手放せない」という方が非常に多いのです。


今回の修理依頼内容|ソール剥がれ+アウトソール全体の劣化

今回S様からお持ち込みいただいたクラークスのサンダルは、以下のような状態でした。

  • ソールが大きく剥がれている
  • アウトソール全体が劣化・硬化している
  • 底面の摩耗が進んでいる

クラークスのサンダルに使われているEVAやクレープ素材のソールは、使用年数や保管状態によって加水分解(かすいぶんかい)が進むことがあります。これはゴムや合成樹脂が空気中の水分と反応して劣化する現象で、「急にボロボロになった」「急に剥がれた」という症状の多くはこれが原因です。

ただし、アッパー(靴の上部)がしっかりしていれば、ソールを丸ごと交換することで、また長く履き続けることが可能です。

今回もアッパーの状態は良好だったため、オールソール交換修理を実施することになりました。


修理工程の詳細|プロの技術で丁寧に仕上げます

① 既存ソールの除去

まず、劣化した既存のソールをすべて取り除きます。剥がれかけているだけでなく、接着面に残った古い接着剤もしっかり除去することが重要です。ここを丁寧に処理しないと、新しいソールを貼り付けても再び剥がれる原因になります。

② ミッドソールの新規製作・取り付け

今回はミッドソールを新たに製作しました。ミッドソールとは、アッパーとアウトソールの間に位置するクッション層のこと。ここをしっかり作ることで、履き心地の復元と構造的な強度の確保が同時に実現できます。

製作したミッドソールは、出し縫い(マッケイ縫いや出し縫い)でしっかりと縫い付けます。接着剤だけに頼らず縫い付けることで、長期間の使用にも耐えられる強固な仕上がりになります。

③ Vibram(ビブラム)2668ソールの装着

アウトソールには、Vibram(ビブラム)2668ソールを採用しました。

Vibramはイタリア発祥のソールメーカーで、その品質の高さから登山靴・ワークブーツ・高級革靴まで幅広く採用されている、世界屈指の信頼性を持つソールブランドです。

Vibram 2668ソールの特徴は以下の通りです。

特徴 詳細
耐摩耗性 一般的なゴムソールより摩耗しにくく、長持ちする
グリップ力 濡れた路面でも滑りにくい優れたトラクション
軽量性 サンダルとの相性が良い軽さを実現
デザイン性 シンプルで上品な見た目、どんなスタイルにもマッチ

クラークスのサンダルが持つ「歩きやすさ・おしゃれさ」を損なわず、さらに耐久性と安全性を大幅にアップさせることができます。

④ 仕上げ・クリーニング

ソール交換後は、全体のバランスを確認しながら丁寧に仕上げ処理を行います。サンダルの場合はアッパーのクリーニングも合わせて実施することで、修理後の見た目も美しく整います。


修理前後の変化|見た目も機能もリフレッシュ

修理前の状態と修理後を比べると、その変化は一目瞭然です。

  • 修理前:ソールが剥がれ、底面が劣化してボロボロ。歩くたびにソールが曲がったり、グリップが効かず滑りやすい状態。
  • 修理後:新しいVibramソールがしっかりと固定され、グリップ力も復活。ミッドソールのクッションも新しくなり、履き心地もリフレッシュ。見た目も新品に近い印象に。

「修理に出してよかった」「また夏に履ける」と喜んでいただけるのが、靴修理職人として最もやりがいを感じる瞬間です。


こんな症状はオールソール交換のサインです

クラークスのサンダルに限らず、以下のような症状が出たらオールソール交換を検討するタイミングです。

ソールが剥がれてきた(特に踵やつま先から)
ソールがボロボロ・ベタベタしてきた(加水分解の症状)
底がすり減って滑りやすくなった
歩くとクッションが感じられなくなった
ソールに亀裂やひび割れが入ってきた

これらの症状は「劣化のサイン」です。放置するほど修理が難しくなる場合もあるため、「あれ?」と思ったら早めにご相談いただくことをおすすめします。


よくあるご質問(FAQ)

Q. クラークスのサンダルはどこでも修理できますか?

A. 一般的な靴修理チェーンでは「ソールの貼り直し(部分修理)」は対応できても、オールソール交換(ミッドソールからの全交換)に対応しているお店は限られます。加水分解が進んでいる場合や、ソール全体の交換が必要な場合は、専門の靴修理職人にご相談ください。

Q. 修理費用はどのくらいかかりますか?

A. オールソール交換の費用は、靴の構造・使用するソール素材・修理の難易度によって異なります。目安としては、サンダルのオールソール交換で15,000円〜25,000円前後が相場です(ミッドソール製作が必要な場合は別途費用が加算されることがあります)。詳細はお気軽にお問い合わせください。

Q. 郵送での修理は可能ですか?

A. はい、全国からの郵送修理に対応しております。 北海道から沖縄まで、遠方の方でも安心してご依頼いただけます。まずはメールやSNSでお気軽にご相談ください。修理内容のお見積りは無料です。

Q. 修理後の保証はありますか?

A. 施工した修理については、一定期間の保証をご提供しております。詳しくは修理依頼の際にご確認ください。

Q. クラークス以外のサンダルも修理できますか?

A. はい、対応可能です。 ビルケンシュトック・テバ・キーン・フィッツフロップなど、各種サンダルの修理に対応しています。まずはご相談ください。


「捨てる前に、一度相談してみてください」

靴は、使い込むほどに足に馴染み、自分だけの一足になっていきます。特にクラークスのような高品質なブランドの靴は、アッパーがしっかりしていればソールを交換するだけで10年・20年と履き続けることも夢ではありません。

「もう履けないかな」と諦めていた靴が、修理によって見事に復活するケースは非常に多いです。

捨てる前に、ぜひ一度ご相談ください。一足一足、靴の状態を丁寧に診断した上で、最適な修理方法をご提案いたします。


修理依頼・お問い合わせ

対応エリア:全国(郵送修理対応)

▼ こんな方はお気軽にご連絡ください

  • クラークスのサンダルのソールが剥がれた
  • 靴底がボロボロになってしまった
  • 長年愛用しているサンダルをもう一度履きたい
  • 近くに対応できる靴修理店がない

お問い合わせはメール・SNSのDMより承っております。写真を送っていただければ、無料でお見積りいたします。


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2026.07.03